将来やりたいことがないあなたへ!渋谷近の高い就職率と多彩な学びが待っているおすすめ学部とは?

こんにちは、*✏︎cotoです。
現在は都内の建築事務所で勤務しています。

そんな私は、文系出身。
高校生の頃、将来やりたいことがない、夢もなかった私が決めた大学が当たりだったので紹介します。

業界に入りたいと思ったのは内定選びの時…

高校生になり、友人たちが進学先を決め、勉強に励んでいても、将来の夢のない私には進学したい大学も決まっていませんでした。職業適性検査の結果を見ても、哲学者や看護師などがトップに挙がっているけども、どれもピンとこない…

将来何をしたいかと聞かれれば、ただ「時間や場所に縛られない仕事がしたい」と答えるだけでした。

そんな私が、大学3年生の就活直前になってなんとなく建築業界に興味を持ち、今では建築の仕事に携わっています。私がこの業界に行きたいと決めたのは本当に遅かく、頂いた内定からどこの会社に行こうか考え始めた時だったのです。それでも就職できたのは、私の通っていた大学の特殊な学部のおかげでした。

なぜ都市生活学部を選んだのか

「東京都市大学都市生活学部都市生活学科」

— これが私が選んだ進学先、卒業した学部学科です。この学部は2009年にできたばかりで、新キャンパスは2022年に完成したばかりのピカピカ✨社会科学系の学部。

最寄駅は渋谷から10分ほど、最寄駅から大学は遠いけど、場所は良いです。

この学部では、経済学や経営、商品やサービス、住宅、街のデザインなど、色々なことを学べました。ちょっと興味があった心理学も学べたんです。1つの学科の中で、こんなにたくさんのことが学べるなんて、なんだかお得な気分ですよね。

こんなふうに書いていると真面目っぽく思われてしまいますが、当時の私はそんなことありませんでした。ただ、人より好奇心が多かったかもしれません。

私は何か一つに絞れなくて、どれもこれも気になってしまうタイプでした。何か一つに特化して、それを極めるのもかっこいいけど、私には向いていないかなと思っていました。だって、飽き性だから。同じことをずっと続けるのは難しいし、時代的にもいろんなスキルが必要なんじゃないかと高校生ながら思っていたんです。

そんな私にとって、この学部は理想的でした。高校生の頃は、将来の夢がはっきりしていなくて、どの道に進むべきか悩んでいました。でも、都市生活学部ならたくさんの分野を学べるので、将来の選択肢が広がると感じました。教授陣もなんだか面白そうで、授業もこの教授なら楽しめるかな。と思っていたり、この学部で過ごす時間の中で、将来を模索するのもいいのではと進学しました。

ちなみに、文系の私が建築士の受験資格を持っているのは、
在学中に、いろんな授業を選択していたため、気付いた時には、建築士の受験資格に必要な単位を取得していました。
卒業時には、学内試験で商業施設士補の資格も取得していました。

東京都市大学都市生活学部の公式ページ →

驚異の就職率とその内訳

・データで見る就職率

大学探し中、当時高校生だった私は、大学へ行っても就職できなかったら意味ないと思っていたので、就職率の良い大学かどうかもチェックしていました。ちなみに、大学に比べ就職率の低い短大や専門学校は、やりたいことも決まっていなかったので、元々選択肢になかったです。

私が入学したのはもう前のことですが、当時も、学部の就職率99%

とりあえず参加した学部説明会でも、当時配布された資料にも都市生活学部の就職率は学内トップ。
そんな有名じゃない会社も多く入れてんのかな?と思っていたのですが…

・現役生の声をもとにしたリアルな就職事情

初めて学校見学に行ったとき、とにかく暑くて、校舎見学は途中でやめてしまいました。その代わり、他の参加者がまだ見学を続けている頃、私は在学生の先輩方に声をかけてみました。

当時は今と違う小さなキャンパスで、学生は2学科のみ、雰囲気で都市生活学部の先輩はすぐにわかりました。見学していることと、在学生の方にお話を聞きたいと説明すると、先輩たちは快くOKしてくれました。

話を聞いてくれたのは2、3年生の先輩方。
率直に就職率について質問すると、すでに就職活動を見据えて研究室を選んでいたり、就活状況を教えてくれたりしました。学内にある就活支援センターの話も聞けました。

知り合いの先輩方がどこに就職したのか、市役所や生保、ハウスメーカーやホテルマネジメント、デザイン会社や建設会社など、高校生でも知っている有名企業の名前がたくさん出てきました。なんだか、リアルなお話が面白かった。

印象的だったのは、そのときお話ししてくださった先輩方から、いろんな人の話が出てきたこと。教授や学生事務、先輩や同期の話など、たくさんの人と繋がり、いろんなことを見ているようで、それに惹かれたのかもしれません。

本番の就活前に学内でインターンシップの申し込みができること、それも国内だけでなく海外でできるものがあること、大学内に企業の担当者が出向いて会社説明会が開かれること、学内の就職センターで就職の相談ができることも教えてもらいました。

そして、最も先輩たちが自信を持って教えてくれたのが、
都市生活学部のカリキュラムが就活に強い学生を育てているということでした。

先輩方は、就職活動や授業を通して、GMARCHより劣っているとは思わない。そう話してくれました。

就職活動中は他大学の就活生と一緒に面接を受けます。
結構大学名はいいからと最初は物怖じしてしまうけれど…
でも大したことないって自信を持てた
そんなお話を当時の私も先輩方から聞いていました。

就活に強いカリキュラムの秘密…
それは…

現役時代に感じた大学の魅力

・授業内容と実践的な学び

就活に強いカリキュラムの秘密

これは学生の企業調査とプレゼン力だと個人的に思っています。

とにかく1年次の頃からどの授業を選択してもプレゼン、グループワークはあります。

苦手な人も大丈夫!
高校と違って大学は人数が多くて、誰が誰なんて、みんな把握してない。
グループワークは知らない人と組むこともありますが、それが意外な交友関係に繋がることも!
1年次、そんな状態で何度もプレゼンをしていたら、2年次になる頃にはほとんどの人が慣れてきます。
いつものメンバーじゃないからこそ、今回のグループでは自分がどんな立ち回りをしたらいいのか、どんな作業を誰に任せて、自分がすべき作業は何か、最終期日までに何回このメンバーで時間が取れるのかなど考えさせられることが多く、毎回苦労しました。

しかしこれが、実際、就職活動中のグループテストで何度もありました。いつもの授業で慣れもあったため動じずに行うことができました。私の周りの友人らもグループワークは、毎回問題なく突破していたように思えます。

就活で重要な企業調査は授業でやり方を教えてくれます!
これが上手くできてないなっていう就活生は勿体無い…
一緒に就活していてあ…調べが甘いよ…というのは同じ就活生でもわかってしまいます。

加えて、一年次必修授業であるマーケティングの講義では、実際の企業を例に学びます。
この授業での経験も、企業調査に繋がっているかもしれません。

・キャンパスでの交友関係

教授と先輩後輩間の繋がりの強さ、そして就活支援センターの存在も大きかったです。
就活においては、OB、OGからお話を聞くこともできるし、
あくまで私の考えですが、同じ大学の先輩がいるのは企業もどんな学生か何を学んだか把握しているので就職しやすいと思います。

教授方は本当に優しい方が多く、生徒一人一人気にかけてくれます。
1、2年次にはクラス制があり、担当教授が付きます。学生10人に教授1人の割合です。
これが3、4年制になると同じくらいの割合で、配属された研究室の教授方が気にかけてくれました。

常に、どこかで頼れる教授や必要な学生支援センターの協力を受けることができます。

・旧 武蔵工業大学 時代の先輩方のおかげ

東京都市大学とは、武蔵工業大学と東横学園女子短期大学が統合してできた最近の名前。
武蔵工業大学は理工系に強い学校だったため、就活中、建築系の会社で開かれるOB会で割と名前を目にしました。先輩方から説明会とは違った、会社のお話を個人的に伺えるのはとても良いチャンスでした!
就活中も面接官に「あれ、ひょっとして元は”武蔵工業大学”って名前でした?」なんて聞かれることもよくありました。
その後「今そこにいるから、ちょっと先輩呼んでくるよ」と言って面接後にOBとのお話をする機会をいただいたことも

大学の大っ嫌いだった点

・理想と現実のギャップ

一方で、大学事務の対応には不満がありました。教授たちの協力があっても、大学事務が融通を利かせてくれず、困ることもありました。

教授方にご協力いただいても、大学事務から許可を得られず、結局は大学が聞こえのいいこと言ってるだけじゃん。体制取れてないじゃん。なんてこともありました…

学生には単位だけでなく、その後に関わってきますからね。

どこの大学でも似たような話を聞きますが、、事務員が無駄に多いのか、意見がまとまっていなかったり、担当部署の方に聞いても把握していないことがあったり。
間違ったことを案内され、大変なことになりそうなこともあったので、次回から私は窓口でのやり取りを全てそれとなく撮影して、証拠として保存していました。

改善されていることを願いますが、この経験から、
今では議事録として、なんでも記録する癖がついています。

まとめ

・都市生活学部で学んだこと

大袈裟かもしれないですが、ここで過ごした4年間は、本当に私の人生にとても大きな影響を与えました。この学部では、いろんな分野の知識やスキルを学ぶことができましたし、一緒に過ごしてきた友人達は幅広く様々な業界へ就職しました。きっとこの先も、プライベートでも仕事でも、友人たちと協力できることがあると思います。

そして、プレゼンテーションやグループワークの練習経験は、人前で話すことや、グループでの立ち位置の判断や人との協力を学びました。これは今の仕事でもとても役立っています。

就職活動中、特に役立ったのは、企業調査のスキルや海外インターンシップの経験です。私はその前に大学の交換留学も経験していましたが、今では、留学をしているライバルは多くいます。留学内容もですが、インターンシップでの活動は、他の就活生との差をアピールできるものとなりました。

私は決して成績優秀者でもなく、GPAも低かったですが、ここで学んだおかげで、就職活動がとてもスムーズに進みました。テレビCMでも見かける企業からも内定をいただきました。当時の私は、教授や先輩たちとのつながり、そして大学のサポート体制のおかげで、自信を持って就職活動に挑むことができました。

・これから

内定をいただいた企業はどこも魅力的でした。
ですが、結果として私は建築士となって独立し、国内外で仕事をすることを目標としました。
海外に住む親戚や友人らと一緒に仕事をする。これを目標に今では比較的、時間と場所に縛られない環境で、仕事と勉強の両立をしています。

都市生活学部で学んだことを活かして、もっと人と環境に寄り添える、クリエイティブで新しいデザインに挑戦したいと思っています。

高校生の皆さんへ
将来の夢がまだはっきりしていなくても、大丈夫。
大学には、入学後にやりたいことが変わった人もいて、違う学部から来る人もいました。自分の興味や得意なことはきっと見つかります。そんな時、後戻りをしなくても良いように、大学選びができていたら、後の選択に活かすこともできます。どんな選択をしても、経験から学んだことは必ず、自分自身の未来に繋がると思います。

過去を正解にするように今を生きれば良い。
私の好きな言葉です。

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