こんにちは、*✏︎cotoです。
都内の建築事務所で勤務しています。
そんな私は、文系出身ですが、都内の設計事務所で住宅設計をする仕事に就いています。
社会人として新たに設計を学びたいと思ったとき、どの学校を選ぶべきか迷うことも多いでしょう。ここでは、社会人に適した設計の学校をいくつか紹介し、それぞれの特徴や魅力について詳しく説明します。
私自信、体験授業や説明会に参加して感じたことを書いてきますので、
忙しい方のお役に立てればと思っています。
Contents
おすすめの通信学校
・愛知産業大学通信教育部建築学科
既に業界にはいるけど、建築士の受験資格が欲しい!
そんな方におすすめの学校です。
愛知産業大学は、愛知県岡崎市に本校を構える私立大学であり、その通信教育部は全国から学生を受け入れています。建築学科では、建築の基礎から応用まで幅広い知識と技術を学ぶことができます。
通信なので、仕事や家庭の事情に左右されず、自分のペースで学習を進めることができることはもちろん。オンラインでの授業や教材の配信により、どこからでも学ぶことができるため、地方在住者や忙しい社会人にとってとても便利です。毎年、春・秋始まりの開示時期を選べます。
建築学科では、建築設計、構造力学、建築材料、環境工学など、多岐にわたる科目が提供されており、建築に関する総合的な知識を身につけることができます。
しかし、他の学校に比べ、頑張らない人は得られるものが少ないかと…授業が毎回あるわけでもなく、与えられたテキストを個人で活用し、レポート提出によって単位を取得していきます。
自らスケジューリングして、進み具合を管理、学ぶ自信のない方、
知識ゼロの方が通うにはお勧めしません。
サポート体制については、オンラインでの個別指導やサポートがあり、疑問点や困ったことがあればすぐに相談できる環境が整っていますので、自発的に質問できる方であれば、問題ないかと思います。定期的に開催されるスクーリング(対面授業)もあり、他の学生や教員との交流を深める機会もあります。
全国から集まっている、多様なバックグラウンドを持つ仲間と出会うことができ、また、卒業生のネットワークも広がっており、就職やキャリアのサポートもあります。
講師陣については、現役の建築士や設計士。そのため、最新の業界動向や実務で必要なスキルを直接学ぶことができます。
建築士資格の取得を目指す学生に対して、試験対策講座や実務経験のサポートが行われています。愛知産業大学の卒業生は、多くの人が建築士として活躍しており、その実績も安心材料です。
建築士の受験資格取得の為、年齢の高い方もいらっしゃいました。
勉強や自己管理が苦手な方より、ある程度の独学ができる、もしくは既に業界で働いている方で受験資格のために単位取得を目指している方におすすめです。
・京都工芸繊維大学 デザイン・建築学部(通信教育)
京都工芸繊維大学は、京都市に本校を構える国立大学です。工学とデザインの教育において高い評価を得ています。デザイン・建築学部の通信教育プログラムは、デザインと建築の両方の分野で専門的な知識と技術を身につけることができるようカリキュラムが設計されています。
デザインと建築の両方を学ぶことができるため、広範な知識を習得することができます。これにより、建築デザインだけでなく、インテリアデザイン、都市計画など、さまざまな分野で学ぶことができます。
通信教育プログラムでは、オンラインでの授業が中心となっており、自宅で学びながら専門的な知識を学べます。忙しい社会人でも、自分のペースで学習を進めることが可能です。
一部の実技やプロジェクトは対面で行われます。
年に数回のスクーリング(対面授業)で実践的なスキルを身につけることができます。
サポート体制については、オンラインでの個別指導やフォローアップが充実しており、疑問点や課題についてすぐに相談できる環境が整っています。
また、就職や転職に関するサポートも行っており、卒業後のキャリアパスをしっかりとサポートしてくれます。
講師陣については、現役のデザイナーや建築士が講師として参加しており、最新の業界動向や実務経験を直接学ぶことができます。
多くの卒業生がデザインや建築の分野で活躍しており、そのネットワークは魅力的。卒業後も多くのサポートが期待できる点が良いですね。
京都工芸繊維大学のデザイン・建築学部(通信教育)は、デザインと建築の両方の分野で専門的な知識と技術を習得したいと考える社会人にとって理想的な環境だと思います。
京都工芸繊維大学 デザイン・建築学部(通信教育)公式ページ →
おすすめの対面式学校
建築やデザインの勉強を本当にしたいと考えているのなら、
私個人的にオンラインはおすすめしません。
1度体験授業を受けてみてください。納得すると思います。
法規や住環境、建築史なら…かもしれませんが…
対面での受講がいいと思います。
人の作品を見るのもすごく勉強になると思います。
・東京デザインプレックス研究所
東京デザインプレックス研究所は、デザイン業界で活躍するための実践的なスキルを学ぶことができる専門学校です。特に社会人やキャリアチェンジを考えている人におすすめです。
グラフィックデザイン、Webデザイン、インテリアデザイン、プロダクトデザインなど、多岐にわたるデザイン分野のコースから、自分の興味やキャリア目標に応じて、コースを選ぶことができます。
社会人や忙しい学生向けに、夜間や週末に開講されるクラスが充実しています。
仕事や他の学業と両立しながら学ぶことも可能です。
講師陣については、現役で活躍するデザイナーやクリエイターが講師を務めており、業界の最新情報やトレンドを学ぶことが可能です。また、実務に基づいたリアルなアドバイスや指導を受けることができます。
卒業後の就職支援は、ポートフォリオの作成支援や面接対策など、個別のサポートを受けることができます。多くの卒業生がデザイン業界で活躍している実績があります。
デザインに興味がある方やキャリアチェンジを考えている方は、ぜひ東京デザインプレックス研究所を検討してみてください。
・桑沢デザイン研究所 夜間部
桑沢デザイン研究所の夜間部は、働きながら、デザインの専門知識とスキルを学ぶことのできる、渋谷区にある学校。
夜間部は、仕事や他の学業と両立しながらデザインを学びたい社会人や学生に特化したプログラムです。ここでは、プロダクトデザイン、スペースデザイン、グラフィックデザイン、ファッションデザインなど、さまざまなデザイン分野の学科が設置されています。自分の興味やキャリア目標に応じて、適切な学科を選ぶことができます。
週末に開催されるワークショップや特別講義もあり、集中して学びたい内容に取り組むことができます。さらに、実際のデザインプロジェクトを通じて、理論と実践を融合させた学びができます。これにより、即戦力となるスキルを身につけることができるでしょう。
デザイン学校として長く、業界との連携プロジェクトやインターンシップなど、実際のデザイン現場での経験を積む機会もあります。
講師陣については、現役で活躍するデザイナーやクリエイターが講師を務めており、最新の業界動向や実務経験を直接学ぶことができます。また、リアルなアドバイスやフィードバックを受けることができます。
卒業後の就職支援も充実しており、ポートフォリオの作成支援や面接対策など、個別のサポートを受けることができます。多くの卒業生がデザイン業界で活躍している実績があります。
桑沢デザイン研究所は、歴史のあるデザイン教育機関であるので、多くの著名なデザイナーを輩出しています。そのため、卒業生の活躍が評価されており、業界内での信頼も厚いです。
・スペースデザインカレッジ
基礎から卒業制作までしっかり学び通したいならここ!
一人一人に応えてくれるおすすめ学校
スペースデザインカレッジは、建築やインテリアデザイン、空間設計に特化した専門学校です。
東京、横浜、京都、大阪と全国に4キャンパス。優秀作品者の合同発表会は参加するだけでも緊張ものです。学校設立者が一級建築士、講師陣も現場で活躍するプロフェッショナルが講師として指導し、実践的なスキルを身につけるためのカリキュラムが組まれています。
入学条件が20歳以上。
だからこそ、大人のための学校。
この学校に通うため、上京したり、東京から京都に引っ越した学生もいます。
1年間のみのコースもあれば、2年コースもあり、1年づつ、東京、大阪で通った卒業生も。
現場を見学し調査、デザインの企画から施主を想定したプレゼン、設計、施工までとプロセスを学ぶことができます。実寸大スケールでの設計、学生ら自らの施工など、これにより、より実践に近い経験ができます。
一番のおすすめポイント
講師陣の学生への想いが強く、しっかりマンツーマンの時間を作ってくれます。
(一部講師によっては事前予約が必須です。)
コースが多く、学校自体はほとんど休みなく空いているので、質問もしやすい。
不定期で様々な機会を用意してくれたり。。。
(ご好意なので開催が決まっているわけではないものもありますが、お願いしてみるのはあり!)
コースごとの学生はそんなに多くないため、講師の実際の仕事場や、建築現場、竣工した物件を見学させていただくことも。
週一回の特別授業もあり(元々カリキュラムに載っていないため現在は不明)、
近隣の有名建築を巡ることも。
新宿のショールーム見学では、一つ一つ、施工しやすいものや使用上の注意など、現場の声を聞きながら案内してくださいました。メーカーさんからは聞けないような実際のお客さんからの声も勉強になります。
年に何回か開かれる講演会では、講師陣の学校外での仕事仲間やデザイナーの方のお話を聞くこともでき、建築という業界の中で、国内外で活躍する店舗デザイナーや、海外在住のデザイナー、表参道に竣工したカフェの制作話など、様々な方の違った職業談を聞く特別な機会もありました。
現役で活躍する建築士やインテリアデザイナーが講師を務めており、業界の最新動向や実務経験を直接学ぶことができます。また、リアルなアドバイスやフィードバックを受けることができます。
卒業後の就職支援については、ポートフォリオの作成支援や面接対策、求人受け入れによる企業とのマッチングなど、個別のサポートを受けることができます。多くの卒業生が建築やインテリアデザイン業界で活躍している実績があります。卒業しても、情報交換やサポートを受けることができます。
建築やインテリアデザインの分野で専門知識と実践的なスキルを身につけたいと考える人におすすめの学校です!
社会人が設計を学ぶためには、自分のライフスタイルや学びたい内容に合った学校を選ぶことが重要です。上記の学校は、いずれも働きながら学びやすい環境が整っており、実務に即したスキルを身に付けることができます。これから設計の道を歩みたいと考えている方は、ぜひこれらの学校を検討してみてください。
この記事が、社会人として新たに設計を学び始める方の参考になれば幸いです。